社長コラム

時は金なり

以前にも相談と丸投げは別物と呟いたことがございましたが、
とあるゴルフ場でクラブ競技のマザーカップ作成案件を頂戴し、その際下記図式の事案が発生しました

提案希望として弊社に入った資料は
〇ゴルフ場に存在する他競技のマザーカップの写真
〇新規製作の希望の高さと予算

ここからは時系列になりますが、全て同じゴルフ場での案件です。
ア社からは1競技分の提案依頼が入りましたので、図案2点とお見積を提出しました。
次にイ社からは2競技分の依頼だったので、図案5点とお見積をご案内しました。
その後、ウ社からと更にア社の別の営業から1競技分の事案を頂戴しました。

ここで素朴な意見(いや愚痴かな?)
・何点図案を製作すれば決めてくれるのか?(はっきり言って図案代だけで予算が終了してしまう)
・ⅠⅡⅢ社からアイウ社の営業も企画も、皆丸投げ。
 新築物件や新車を購入するのであれば、何パターンか模索して吟味して結論まで至る=予算が大きい、
 ので提案資料も製作できる。
 しかしこの案件は、車のタイヤ4本を購入程度だから図案製作代も潤沢ではない、
 また図案提案に対応できる所が少ないので、弊社に集中したのかと推測します。

そもそもそれを数社に声を掛け、提出してもらった図案代に一切対価を払わないという我々業界の問題だと個人的には思っております。

これは別件のお話ですが、仮に周年記念品の提案だとして、私は常に迅速に対応するべきだと思っていて、上記図のAB社が提案するにあたり方向性が不明なところがあれば問合せします。
弊社まで仮に2社入ったとして、そのうち社内で部署が設けてあれば3~4人を経由、
そもそもエンドユーザーからAB社に話が来るまで4~5日は最低でもかかるでしょう。
そこから問合せしたらエンドユーザーまでとその折り返しで、声を掛けて提案が入るまで2往復するわけですから約1ヶ月、忘れたころ、ようやく提出できる訳です。

それならⅠ~Ⅲ社で、自分なら何を提案するか考えれば、AB社からの問合せは無くなります。すると2週間あれば提案できるのです。
ところが現状、無償で図案や提案書を作成してくれるから、ほぼ丸投げ体質がはびこってます。
すると考えない、覚えない、仕事出してやろうか?となり、スキルは一向に上がってきません。

どこの業界もそうなのでしょうか?
私共では他にお願いするところが無いので、ちょっと足りない頭を振り絞って、その場の光景を思い浮かべ、ご提案させていただきます。
大変ですが決定した時やお客様からお褒めの言葉を頂戴した時、最高の喜びを感じることができます。

私共は「感謝」という気持ちに記念品を添えて表現する場面があって成り立っている業界です。
そのことを常に肝に銘じ、これからも喜びを感じられるよう精進していけたらと考えておりますのでどうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。


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