社長コラム

WBC観戦記

桜が早々と咲き始め、私の学生時代は入学式に満開を迎えておりましたが、今では卒業式ですから、気温は上昇していることを肌で感じます。

ということは、スギ花粉も早まるのか?

それならGWを待たずにゴルフ復帰できますので、そう願いたいですね。

そんな外出できないストレスを癒してくれたのがWBCでした!特にメキシコ戦は感動しました。
そしてラストは大谷選手の同僚で、アメリカのキャプテンであるトラウト選手から空振りの三振でゲームセット。
野球がベースボールに優った瞬間でした。

そもそも野球とベースボールの違いは何か?色々あると思います。以前は力とスピード、どちらも明らかに個々の力は不利でしたが、大谷選手や村上選手が覆し、ピッチャーもスピード面で逆に優位に映りました。辛口なアメリカの有識者は、MLB球団の縛りがあり、一線級の投手が出れなかったことを敗因にあげておるようです。

日本は今回、このメンバーで勝てないならというレベルのスター選手をそろえました。逆にアメリカは3年後のWBCでどこまで勝ちにいくか、今からワクワクします。
あと、見ていて一番の違いは個とチームで戦う部分の差があったかと思います。日本はモチベーションを高く持ち、相手にのまれることなく、勇敢に戦っておりました。
細かいミスも少なく、ピッチャーのコントロールでいくと桁が違うレベル、しかもキレがあり、源田選手を象徴するように堅守で、周東選手のスピードと判断力、野球偏差値の高さが印象に残りました。

このあたりが野球とベースボールの違いかなと個人的に感じました。しかもダルビッシュ選手の「楽しくやりましょう」という言葉、また栗山監督の「野球ってすげえ」これは、未来へのメッセージだと思いました。

私が見て一番感じたのは、野球偏差値の高さという部分が「made in japan」を連想しました。物造りでも、日本人は使う方のことを考慮します、故に使用すれば違いがわかります。
ただ物を作る、ただ球を投げる、打つのではなく、その先を想像しながら、綿密に段取り、完成形を向かえるところが酷似しているように感じました。

このコラムを毎月掲載するようになってから、野球やサッカーを見て、純粋に興奮し熱くなる部分と、冷静にネタを考えている自分があることに気づかされます。
このコラム、当初は簡単に考えておりましたが、思ったよりは遥かにハードでした。しかし、これが自分を成長させてくれたと思っていて、これからも新ネタを考え、少しでも長く継続していけたらと考えておりますので、今後共どうぞよろしくお願い致します。


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