プロフェッショナル

記念品製作におけるお客様のご要望を見極める

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

新たな年を迎えて早々のある日、新年会で締めの挨拶を頼まれました。
事前ではなく当日会場でお話をいただいたので、さて何を話そう?
というわけで弊社が直面している問題についてお話させていただきました。

それは主に記念品を製作するうえで大きく分けると3つの分野に分かれます。
納期・単価・品質の3つです。手を掛けないと品質向上は難しいし製作期間も必要となり矛盾が生じます。
それでもお客様が一番重要視しているところを見極め、
それに沿って記念品を製作していきましょうと締めさせていただきました。

ところがコストばかり考える風潮にあります。私はそれが全てではないと考えております。

当初の仕様と異なるので+αコストがかかる、なら手を抜いてもコストを抑える、これをB、
品物が新たに営業してくれる出来、その為掛かった分のコストUPした物をA、
選ぶのはエンドユーザーさんです。その2つのサンプルをお見せしてBいやAと返事があるなら問題ないのですが、
担当者の判断でB、そして納品後クレームが入ったのでは目もあてられません。

私共は普段、品物が営業してくれる記念品を製作しております。
ただし納期やコストでご要望があれば、その対応もしております。
昨今、思うことはコスト面の要求が厳しいところほど営業される方の記念品における知識が乏しいように感じられ、
先々難しくなっていくのではと危惧しております。

お客様に説明できない=プロフェッショナル意識がない
元々30,000円の予算があったのにライバル企業を意識して記念品提案を20,000円でする。
余った予算は他の業界へと使われる、そんな場面を日常よく見受けます。

そうならないためには灯台下暗しではありませんが、記念品をどうやって製作しているか興味を持ち学習し
記念品の出来の良し悪しを見極め、説明できる営業力が必要となります。

このような、私共と想いが同じ方向を向いている方と意見を交換しながら進めていけたら
楽しいだろうなと考えております。どうか新たな出会いを楽しみにしております。

今年もよろしくお願い致します。

プロフェッショナル

プロ意識

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写真©大相撲協会

お元気ですか?私は予定外の秋の花粉に苦しめられております。
春は事前に予防しましたが、今回はそれがなく後悔しております。やはり備えあれば憂い無しですね。

さて話は変りますが、大相撲の九州場所で貴景勝関が賜杯を勝ち取りました。
正直テレビ観戦もなく優勝翌日のテレビ各局の報道で知りました。
その中で関取が国技館に足を運んでくださるお客様を増やせる力士になりたい、
その為にはより一層稽古に励むと申しておりました。

その言葉を聞いた瞬間、私は衝撃が走りました。

22歳の若者が、まさかと思いました。
自分の当時を考えると比較になりません。
よほど親御さんや指導者に恵まれたのではと考えました。

昨今、パワハラ問題が多く話題になります。私も会社で部下がおりますので当事者になりかねません。
そんな話題になると弊社に来られる大手企業の営業さんが、今の若い子はと口にします。
すぐパワハラだとなるそうです。でも昔も今の若い子はと言われてきました。
現実として上司が部下に注意できない環境になりつつあるそうです。

でも本当にそれで良いのでしょうか?先日も弊社で社員さんの言動に対し私は注意しました。
その際補足したのは、文句を言ってくれる人を大切にしなさい。縁あって同じ屋根の下で働くのだから、
今後のあなたの為に注意します。これが自分のストレスの捌け口であれば、それこそパワハラになります。
その誰のために注意しているかがパワハラとの分岐点だと思いますが、
それすら判断できずにパワハラと言われていると営業さんは溢しておりました。

話を貴景勝関に戻します。
彼はご両親が厳しく、在学中もあえて厳しい環境下に身をおき、角界に入っても貴乃花部屋で稽古を積んできました。
まさにプロフェッショナルです。またその自覚もあります。
今の若い子、あえて言えばプロ意識が足りていないのかなと感じます。
以前に比べ人より上に行くとかの競争原理が働いていないように見受けられます。
だから時間内は真面目に働くけど、オフの時間は仕事のことをまったく考えない。
これでは給与や賞与はなかなか上りません。成長を遂げて初めて手当が上るのですから。

それにしても魅力のある力士が誕生しました。彼が手にした賜杯、我々賞杯業界で製作するものです。
3賞もそうです。弊社の望みとしては1つでも多く今以上に関わっていけたらと考えております。
イベント表彰や記念品製作のご予定がございましたら、一度お問い合せいただけますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。