社長コラム

隣の畑をリスペクト

残暑厳しく、それに加えコロナ禍のマスク、お変わりありませんか?
弊社社員は、お陰様で感染者も出さず、皆元気に出勤してもらっていて、助かっております。

仕事も時短や休業しながらなので、仕事時間の減少=生産力の低下となり、売上の割にはかなり忙しく感じられます。
政府は70%のステイホームを推奨しておりますが、右から左に物を動かす業態ならともかく、
製造業しかも自動の機械作業ではなく、道具を用い職人が1つ1つ作業する弊社において、混まない時間に通勤、
自宅でできる作業は、書類やパソコンを持ち帰って作業してもらう、また仕事が空いた者は休業させる等、
感染対策を徹底し、現在に至っております。

正直、社員さんを減らしたら仕事が間に合わなくなる、また今後新たに採用したとしても、戦力になるまで、
普通の業態に比べ時間が掛かります。そもそも社員さんだけでなく、
そのご家族の生活があるから、簡単に考えられるはなしではありません。

私共と同様なところは山ほど存在すると思います。そんな中、政治家さんは何やっているのでしょうか。
国難でこの対応なら、政治家減らすなり、野党は揚げ足取りばかりしてないで議員報酬カットなど、
国民に寄り添った姿を見せてもらいたいですよね。

しかし、そんな人任せでは解決できないのは、よく解りましたので、再度基本に戻り、自社の強みは何か、
人も物も他社さんより勝っているか、そして仮に野菜を栽培していたが、
これまでのノウハウで果物が栽培できるならチャレンジしてみる、これが軌道に乗れば、
まだまだ多くの顧客先が見つかります。その際5W2Hを基準にしてマーケティング、
そして、辛抱強くアプローチしていくことで、未来が開けてくると考えております。

先日、税理士さんから、残っている会社さんと、そうでないところ、何が違うか、
それは「私共が見ていて、あれっ、新しい得意先かなと思われるところが増えていっている、
または私でも知っている名前のお店が顧客名簿に記載されている」こういうところは継続していくが、
「新たな名前が出てこないところは、このコロナ禍、生き残れないだろう」とおっしゃっておりました。

私もそう思います。常に隣の畑を観察し、その業界と既存の業界の違いを分析し、
新たに挑む世界でのメリットを探していかないと、同規模での会社継続は困難だと考えております。

でもこのコロナがあったから、新たな顧客が開拓できたというポジティブシンキングでいきたいですよね。


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