社長コラム

記念品が営業する

ようやくワクチン接種も進んで、感染者数も減ってきました。第6波が来ないことを祈りつつ、
しばらくはwithコロナということで付き合っていくしかないことを覚悟し、健康に留意するしかないですね。

そのコロナの影響を受け、弊社も売り上げが激減しましたが、徐々に回復してきました。
要因に経済回復もあるかと思いますが、業界に携わる人、なかでも職人さんが廃業・お亡くなりになった等、
過去に出来た記念品が製作できなくなったという声が多く聞こえて来るようになりました。
そんな中、私は過去にどこかで製作した物なら、現在でも知恵を絞れば必ず製作できるに違いないと考えるタイプで、
最後まであきらめないで、ネックになる部分の攻略にチャレンジします。すると道は開けるもので、それが故、
新規の協力工場と出会えることも多々あります。

また他社で製作した物の修理も預かりますが、見ればみるほど首をかしげる作り方に驚かされます。
弊社のこだわりは、その記念品の役割を考え、またユーザーさんのご要望に沿って製作させていただいております。
スピードかコストかクオリティーか?それを常に意識します。

ところが長く継続して使うのに同業の国産メーカーも、また海外の有名ブランドも「???」
これでは壊れるでしょという記念品もよく見掛けます。そこで弊社では、今が安価で製作する方法はAプランですよ。
10年以上経ったとき一番安価な方法はBプランですよ。どちらを選択されますか?と提案致します。

弊社ではクレームが来ない記念品を納めるのが最終目的ではなく、できた記念品が営業する、
そんなことを考えて製作に携わっております。

それ以外にも、例えばお見積書は誰にお見せするかを考え、空白部のバランス、それに文字のフォントサイズにも配慮し、
何かご不明なところがないよう、できるだけご依頼の単価だけでなく製作納期や、
こんな文字を刻みませんか等、文字の強弱を付けてご提案いたします。

そんなことをコツコツ取り組んでいると、ありがたい事に仕事が集まってきます。
私たちはお客様が喜んでいただけることを強く意識して記念品を製作しております。
昨今では、その光景を会社の中で垣間見られる機会も増えてきました。
これからもスタッフ一同でお待ち申し上げておりますので、よろしくお願い申し上げます。


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