社長コラム

決定力を上げるには考えること、丸投げしないこと

コロナの感染者も減ってきて、徐々に活気付き、弊社も昨年より回復してきました。
まだワクチン接種を、2回終了し、2~3週間経っていない社員もおるので、時短を継続していて結構忙しいです。

なぜ忙しいのか。
そこには相変わらず、丸投げ体質が横行していて、空振りが多いからです。

一番おかしいのは、提案を頼む際、何故予算を伝えないか?
聞いても答えが帰ってこない???
丸投げの丸投げ、下手したら、もう一つ丸投げ?
どこかの担当者で聞く人いないの?
提案を考える立場からすれば、呆れるばかりです。

では何故聞けないか、私なりに考えてみました。
多分、それを聞くと逆にこの大きさなら、どのくらい費用が掛かるか、逆質問され、全く検討も付かない、
あるいは知識が全くないのにプライドだけ高く、それを見透かされないよう、詳細部分の打合せは、あえて避けているか、あとはどうせ丸投げするだけだから、この程度の資料があれば充分だと思っているか、でも他には検討も付きません。

いずれにせよ、自分で考えている方は、絶対に予算を聞きます。
つまり、それを聞けない案件、そこに携わった方は、全て丸投げであることが明白で決定力も激減します。

個別の営業マンで成績が上がる人は、予算を聞け、大まかなイメージまで打合せできる方、逆に上がらない方は、丸投げで予算ですら聞けない方のような気が致します。

因みに弊社に入る提案事項、予算を聞ける案件、10~20%だと思います。担当者別で100%予算が「?」の方、結構おられます。
それを懸命にフォローしている社員に、「いい加減にしておかないと絶好球を見逃すよ」と指示を出します。それは結果が全て物語っております。

5W2Hを思い描く中で、全く予算を気にしない方もおられますが、法人相手であれば「How much」は一番重要事項だと思います。

そんなことを言っている自分、会社の中で悪役に徹しないといけないなと思う今日この頃でした。


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