どうやって存在意義を主張できるか
投稿日:本日、子供のころのヒーロー、長嶋茂雄さんがお亡くなりになりました。正直、仕事が手に付かない状態です。
深い悲しみの中におります。
話は大きく変わりますが、お米の騒動、連日報道されておりますね。小泉大臣に頑張ってほしいところですが、
果たして米の価格が下がるか?もう1つは、農水族の議員やお役人が既得権力を死守するため、
圧力が掛かることが想像できます。国会の答弁や対応にも、何らかの抵抗は被るかと思います。そこを乗り切れるか?
これからが正念場だと思います。
大臣は、場合によっては1次問屋から5次問屋まで存在することが明白になったと発言されました。
間違っているかもしれませんが、恐らく、その間の業者に農水省の役人が天下り、
そのため徐々に間に入る業者が増えたのでは?そうであれば、思いきり抵抗を受けるかと思います。
我々は天下りの受け皿のため、お米を高く購入していたことになります。
しかし100歩ゆずって、その業者さんを挟む意味があれば、話は変わります。品質が上がる、輸送コストが下がる、
出回るまでに掛かる時間が短縮される等々、これは我々業界も同様で、ある会社ではなく、ある人と表現しますが、
この人の存在があるから、予算が上がる、製作に携われる期間が増える、消費者が満足する記念品が完成する、
それとは逆に、予算が減る、納期が縮まる、出来上がった物の満足度が薄い、これなら存在意義が全く無いのです。
では現実は?
記念品業界において、私の実感は後者がほとんど、新規案件の場合、予算は聞いてない、誰が何のために入り用か、
何がほしいか等、ヒヤリングしていない人が大半です。継続案件で、単価は上げられないと、その場で言い張る方、
私はこう主張しているように映ります。「私の能力が無いことに、まだ気付けてないの?何回言ったらわかるの?」と。
存在する意味、これを見つけていかないと、いつかは終焉を迎える。
これはビジネスであれば、全ての人に当て嵌まることだと思います。誰かのお役に立つ、そのために何ができるか?
自社や自分の強みは何か、また苦手は何かをよく考え、
優位性があるところにアプローチすることで、存在感が発揮できるのかなと考えております。
そして自分ではなく、相手を意識することが大切かと思っております。
政治家さんや役人さんにも、そうあって欲しいですね。自分達ではなく国民であってくれれば、
この国の未来はきっと明るくなると思いますから。
小泉大臣にエールを送ります、「負けないで」
P.S.
長嶋さんは常にファンとマスコミの方を大切にされておられたそうです。
我々はプロなのだから見せるのではなく、魅せなければいけないと、おっしゃっておられたそうです。
あなたの一挙手一投足に魅了されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。