社長コラム

時は金なり Time is Money

タイム・イズ・マネー

入梅後、寒暖の差も激しく体調管理が難しい季節になりましたがお変わりありませんか?

私は前回のゴルフでサングラスを掛け歩いていたところ、から足を踏んでしまい、持病の腰痛がぶり返しまして困っております。

さて今回は“時は金なり”をテーマにしてみようかと思っております。

以前にもお話しましたが、物造りにおいて現在一番厳しいのは製作期間が短いというのが問題となっております。

理由は幾つかございまして、職人の減少や休みが増えたことも影響しております。見積りの返事は数時間、そして決定までに半年、製作期間2週間みたいな驚くべき案件がしばしば起こります。

これは物造りにまったく興味のない者が間に携わっている場合に多く感じられます。

先日も弊社の社員に新規案件が入り、私が簡単なラフ図案を制作し提案とあいなり決定するかどうかの段階で、エンドユーザーさんからご要望が入りました。

そこで大切なのは予習と復習です。

打ち合わせの前日、Q&Aでしっかり自信を付けさせ翌日、通常は午後から伺う先様に朝一番行かせました。

理由は決定した場合、製作期間が厳しくなる案件だったからです。そして説明が万全だったか聞いてみると、YESかNOのどちらかでいいという返事で、今後起こりえる問い合わせに対しての対策を何一つ話せてくれなかったそうです。

私はあきれましたが、営業マンにも色々な性格があるから仕方がないと思っていたら、毎日毎日問い合わせが入り、その答えは朝一番に伺った際のQ&Aの全て想定内の話で、やはり納期が厳しくなるのは担当者の力量によるものが大きいのだなと実感いたしました。

やはり個々の力を上げるには身近にレベルの高い人材が必要で、それを見る・真似る・参考にする事で自然と底上げされるのかと思います。

例えればゴルフ界でいえばタイガーウッズの出現で飛躍的にレベルが上ったように感じます。

先日の全米オープンの会場も無理に難しくするため、パー5を時にはパー4にと用具開発の発展もあるとは思いますが、それ以上のスキルアップにゴルフ場が付いていけなくなっている物を私は感じました。

会社は人材で変るのです。それを育てるのも重要です。

YESかNOの方は興味がないから聞こうとしないのだと思います。それは会社全体がそういう雰囲気で日頃から接しているからで、残念ですが今後の業績が心配になってきます。相手に合わせてお話するのは当然ですが、これから起こる可能性を想定できなければ、全ての案件でイレギュラーの影響を受けやすくなります。

何事もそうですが、他より努力して初めて表彰していただく場に立てるのです。平均的なことやサボタージュしている方は長くは続かないかと思います。

そんな価値ある表彰を弊社では目的や意味を理解しながらサポートさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせいただけますでしょうか。


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