社長コラム

工場見学

それにしても異常なほどの暑さ、しかしビールは真に美味しくいただけて、次回の血液検査、ちょいと不安な今日この頃、いかがお過ごしですか?

そんな折、教育実習の一環で、可愛らしい女子学生さんが弊社に来られました。期間は5日間、最初の課題は、好きな絵を描いてください、そして、銀のお皿に貼り付け、乾いたら図柄を透かし、ネジを溶接、最後にクリア塗装をかけ、額に組み立ててと指示を出しました。

ほぼ1日掛かりで、仕上げておりました。何を伝えたかったかというと、まずは自分で考える事、その後どうしたら良いか、相談しなさい。最初から最後まで、誰かに頼っちゃ駄目ですよ、今後は就職し同期ができるかもしれない。仲間でありライバルの存在となる、でもこの意味が理解できれば、きっと仕事を楽しめるし競争力がつきますよ、って先輩面しちゃいました。

私は聞くより見る、見るよりやってみる、この方が理解も深まると考えております。私がまだ現場に入ったころ、職人さんのところへ連れて行ってもらい、仕事ぶりを見させていただきました。ある時、お兄ちゃん、やってみる?と道具を渡してくれて、ヘラ絞り加工を体験させてくださいました。最初から上手くいく訳もなく、カップを絞りたかったのに、花びらのように広がってしまい、駄目だなーと手直ししてもらいました。ほらって渡されました。上手いもんだーと感心していましたが、やけどは大げさですが、熱くて持っていられない、それを素手で何事もなかったごとく持つ、その動作に尊敬の念を持ったことを今でも強烈な印象として残っております。見るのとやるのは、全く別物です。

そんな経験があるので、私はお客様に工場見学、お引き受けしますよ、とご案内しておりますが、悲しいかな誰も来られません。見て、聞いて、簡単な作業であれば、やってみる、このことが、どれだけ身になるか、計り知れないと思います。見学しない=興味が無い、のか?

見てるだけで、何ができるかの想像も広がるし、お客様の前で、自信を持って対応できるか否かが、判断できのようになるかもしれません。
仕事を引き受ける許容範囲を広げるためには、仕入先さんのスキルを把握することだと思います。クオリティーは?スピードは?コストは?この中で一番重要なことは何か?それによって相談する先が変わってくるのかと思います。

それにしても、直近であまりにも納期がない案件の相談が入ります。新規で図案が必要、すぐに決めてくるから、2週間でお願いしたい、はっ?今まで何やっていたのよ?って言い返したいところですが、文句はいつでも言える。まずは図案から、これをイラレで(残念ながら、社員さんに丁重にお願いし)お見積とデザインコンセプトを1~2日で仕上げ、メールで送る、まだ決まらんの?と催促し、決まったら現場の者を総動員し、間に合わせる。

しかも、こんな案件が1つではないのです。これ弊社以外間に合うとこある?と聞けば、だからお願いしにきましたといって、アイスの差し入れ、こんな慌ただしい日常ですが、楽しく仕事ができていることに感謝しております。

無理な納期を間に合わす=間を大切にしている人しか対応できません。教科書には載ってない、これを見て、真似ることで、次の世代へも継承していってもらいたいですね


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