銀の用語集

銀はなぜ貴重なのか? 

銀はなぜ貴重なのか?

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人の欲望を刺激する金や銀は「金銀財宝」と言われ、これを欲しくない人はいないでしょう。

では、「なぜ欲しいのか?」というと、高く売れるから。

ただ、それだけ欲しくなる物なのですが、すんなりとはなかなか手に入らないから“貴重なもの”故に“貴いもの”ともいえるのです。

ですから、金や銀は「貴重な貴い金属」つまり 貴金属  なのです。

 

貴金属が貴金属たる条件とは

貴金属とは、「科学的な安定性が高く、イオンにも解離しにくく、高価で、資源的に貴重なもの」をいいます。つまり、“サビにくく、簡単には溶けにくく、値段が高く、量が少ないもの”です。また、他の金属と比べて飛び抜けて重いのも特徴の1つです。

 

また、経済的な観点からの見方もあります。「財産保全の条件」とされる

① 経済的な価値の変動が少ないこと

② 換金性が高いこと

③ 利益性が高いこと

④ 価値に不変性があること

⑤ 国際的な流通性があること

⑥ 維持費が少ないこと

⑦ 保管性がよいこと

⑧ 物質的な変化がないこと   貴金属はこの条件を満足させるものであること

 

この条件を満たし、貴金属とされるのが、「金」「銀」「白金」「パラジウム」「ロジウム」「イリジウム」「ルテニウム」「オスミウム」の8種類です。

ですから、貴金属は、その輝きを失わず、錆びない等の特性から、装飾品や産業用まで幅広く活用されてます。

また、装飾品としての貴金属は、「富と権威、プライド、見栄」などの様々な要素が入り混じっているものといえなくもありません。

 

 銀の特徴

①.毒の硫黄分と銀とが反応し、端が黒くなる為、食事に毒が盛られてないことを確かめる為の道具として用いられていた。

②.加工がし易いのが特性。 重さ1gで約1800mの針金が出来る。

薄さ、0.0015mmの箔を製作することも可能

③. 銀は貴金属なので、錆びにくい事は当然で、常温では、水や酸素と反応しません。

空気中では酸化しにくい。ただ、湿気の多いところや、特に、温泉地などでは、噴出する亜硫酸ガスや硫化水素と反応して、硫酸銀や硫化銀になります。つまり、表面が黒くなります。この特性は、大気汚染のちょっとしたバロメーターにもなります。

銀食器等が“曇る”のは、空気が汚染されているためとも考えられます。空気に硫化水素が含まれると、銀の表面に硫化銀ができるからです。

ちなみに、「いぶし銀」という言葉があります。これは、銀を硫黄の蒸気で燻して、表面に薄く硫化銀をつけたもので、別名“艶消し銀”と言われ、粋につながるものです。

④.「銀」の白さに魅了されるわけ

冬の朝、カーテン開けるとそこは一面の“銀世界”。遥か彼方に輝く“銀嶺”。スキー場は“白銀のゲレンデ”。

フィギュアスケートで華麗に舞う“銀盤の女王”。美貌と名演技で観客を魅了する“銀幕のスター”。空を行く

“銀翼”。夜空に輝く“銀河”。トロの赤味を引き出す“銀飯”  等々、輝く白さ、際立った白さを例える時などに、「銀」という言葉はよく使われます。これらは、銀の持つ独自の白い輝きが私たちを魅了している為といえるでしょう。  その、銀の輝きですが、銀は私たちの目に見える光、可視光線の全てを反射します。つまり、銀は金属の中で可視光線の反射率が最高なのです。  ちなみに、銀の「艮」は「白」を意味しています。

つまり、銀は「白い金」ということになります。

⑤.銀の殺菌・抗菌に絶大な力

仁丹の丸い銀の粒   実は、この銀色は本当に銀が使われているそうです。狙いは殺菌、抗菌効果です。

銀の殺菌力、抗菌力は半端ではありません。その力は実に幅広く及ぶのです。そのために銀は、浄水機の滅菌装置などにも使われ、デオドラントスプレー、公衆浴場での殺菌、鍼治療、抗菌剤などに使われるなど、銀は、私たちを守っている金属、ということがいえるかもしれません。

 

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