まだまだ寒暖の差がありますがお変わりありませんか?
私はスポーツの秋をテレビ観戦と自らのゴルフで満喫しております。
さて話は変りますが、今回は『営業』と『お使い屋』について私見を書かせていただきます。
私が始めて営業活動した際、7件ほどいきなり飛び込みました。
そしてトラブルも起きて簡易裁判までいきました。
私が甘かったから質の悪い相手につけこまれたのです。
また半年、毎朝決まった時間に顔を出して、全く結果が出てなかったころ、
古い取引先の営業部長さんに、随分苦労しているようだけど、
うちに営業来るか?今まで専務さん以来暫く営業は来ていないからと申され、
弊社でも廻っておりませんでしたか?と返したら、
「お使い屋なら来ているよ」
その時はチンプンカンプンでしたが、後で納得しました。
弊社の担当者ですが今思うと、よくここまで手配とか組立そして納品まで出来たなと感心するほど、
こま鼠のごとく動きました。時代も良く仕事をこなすだけで精一杯だったと思います。
正直営業できる時間的な余裕はなかったと考えられます。
そして暫く頑張ってみて素直に諸先輩が私のために指導してくださる声に耳を傾けるようになりました。
イロハから教わりました。感謝以外言葉は見付かりません。
そんな厳しい方が現在の営業マンを見てどう思うか?
90%以上お使い屋っておっしゃられると思います。時間から時間まで会社に在籍して、
お客様からの誹謗中傷に耐えて、常にライバル会社の動向を気にかけ、ほぼお客様に従う。
では何故?自分に自信がないからで、販売する記念品の知識が全くないうえに興味もない、
私の遥か先輩の方々は商品知識が高く、逆に俄か知識で話すと怒られました。
かなり飛躍的な考えだと思いますが、
営業マンとは個人商店みたいなもので一国一城の主くらいの感覚で自分を磨いていくもの、
お使い屋は人の言う事に忠実に従う、こういう考え方だと90%がお使い屋になりますよね。
私が目指すのはクレームが来ない記念品を製作するのではなく、
笑顔がこぼれ喜んでいただける記念品を納品することです。まだまだ志半ばではございますが、
日々精進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。