社長コラム

自社の長所と短所を明確にする

そろそろ花粉症の季節ですね。私にとって一番の難所の到来です。
でも今年は巣籠事情も手伝って軽傷で済むことを祈っております。

そんなある日、HPを管理している社員さんに、
もっとオーダーメイドというキーワードの検索順位を上げてほしいと頼みました。そうしたらなかなかのビックワードですよと返ってきました。
それでもチャレンジしてほしいと言ったのは、弊社の強みが際立つからです。

弊社は父が創業者で私は2代目になります。営業部門は叔父である専務が仕切っておりまして、
私が初めて営業に回る際、こう釘を刺されました。
「お前は生意気で人の言うことなんて聞かない、でも営業部に所属している以上、俺の言うことは聞いてもらう、
意見を述べたかった私の名前の知らないお客さんを探して、売上ベスト10に2件獲得してからにしろ」
と言われ、遮二無二になっていた時期がありました。
そして大きなトラブルも発生しましたが、何とか結果も残すことができました。
その際、自分がとった先方は、提案型企業でした。
今は珍しくありませんが、当時はかなり少なかったと思います。
私はサンプルや図案の提案、それにコンセプトもつけておりました。

当初は「そんなことは銀器屋のすることではない」と反対されましたが、
既製品販売主流だったものから、別注主流に変化することも背景に、
少しずつ会社全体を巻き込んで成果が上がるようになりました。

だからオーダーメイド記念品の企画提案は他社に比べ、スタッフも含めて手前みそになりますが、
業界でも屈指の存在だと思っております。それは図案を製作し、製造し、販売をする、
ここまでを全て社内で対応できるからです。

また弊社ではカタログを発行しておりますが、
その在庫の欠品率も限りなく0に近いという強みも後押ししてくれました。

弊社は右から左で流通する案件がほとんど無いので、数字を上げるのも大変ですが、
現場はその分スキルUPできます。それが財産だと思います。
まだ若くて伸びしろのある社員さんが多いので、
私ももう少し頑張らなくてはと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


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