このコロナ禍で閉塞感が漂う中、松山英樹選手がマスターズを制覇しました。
正直、生きている間に見られる日が来るとは思っていなかった。
ということは、
渋野日向子選手→松山英樹選手、
なでしこジャパン→男子サッカーワールドカップ
と、
まずは女性が先につかみ取って、後に続いてもらいたいですね。
そのマスターズですが他のメジャーと異なり、成績が良くても招待状が届かなければ参加できないそうです。
そしてメジャー大会の中で唯一、毎年同じコースで開催され、生涯アマチュアで徹した、ボビージョーンズが設計に関わったオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ、良いショットをした者には、ちゃんとご褒美を用意する、ただしミスショットには容赦ない洗礼を与えるゴルフ場だそうで、他のコースで池越えのロングホール、1オンする選手であっても攻略が難しい世界に名だたる名門コースです。
余談ですがゴルフのジャパンオープン、予選を通過したアマチュアで一番成績の良い方にボビージョーンズ杯を贈呈していることご存知でしたか?
その聖地で、松山選手を支えたキャディーさんのお話も称賛されております。ピンをさし、帽子をとって一礼、甲子園球児でも良く見掛ける光景ですし武道でも礼で始まり礼に終わります。
この一礼、何を意味しているか?この場に居られることへの感謝、この場をセッティングしてくれたことへの感謝、この場でしのぎを削った人への尊厳が含まれていたのではと想像します。
このあと松山選手も、10年前の震災でマスターズを辞退しようか苦慮しているなか、多くの応援を頂戴し、そこから変われたとおっしゃって、感謝を忘れておりませんでした。
これは彼らの本心だと思います。日頃から思っていなければ、あの行動には繋がりません。それを記事にされたこと、日本人として誇りに感じました。
私も「感謝」を日頃から口にします。自分が出来ないこと=だからお願いする
当たり前のことです。それが協力工場さんであっても社員さんであっても、リスペクトしなければいけません。
今回のマスターズ、清々しい余韻と共に努力すれば夢はかなうことを実感することができました。ありがとう「チーム松山」、そして宮里藍選手の影響で黄金・プラチナ世代が到来したと言われておりますが、渋野・松山選手がメジャーチャンピオンになったことで、次の世代が出てくることを楽しみにしております。