社長コラム

涼しい顔して納品

日が暮れるのが、めっきり早くなってまいりました。くれぐれも風邪などひかぬようお過ごしくださいませ。

そんなある日イレギュラーが起きました。ガラス製品の仕入れに関しての納期遅延、
弊社の社員が度々確認のメールなり電話を入れているのを見ていたので、
業者さんの担当としっかり対応してもらうよう指示を出して、
見守っておりましたが、お客様にはご心配をかけ、お叱りを頂戴したようです。

何とか間に合ったようですが完納後、次回に向けて検証することにしました。
すると弊社の担当が、業者を変えても良いですか?と申すので、言い分を聞くとなるほどと思う内容で、
些細なイレギュラーを含めると立て続けに4回問題を起こしていると報告が入りました。
そこで業者さんに今回何故納期遅延になったか、また次回安心して依頼できるための改善書の提出を頼みました。
弊社では考えられない事です。つまりは製造業の怖さが全く理解できていない者が手配するからだと思いました。

弊社ではネットでお申し込みいただいたお客様には、週末に経過報告を致しますし、
進捗したら写真や文字でご案内しております。
またしばらく先の納期の物であっても、完成予定を少し前倒しにして、
何かイレギュラーが起きても対処できる時間をつくります。
そのためには、生産計画表は納品日から遡って製作します。(※詳しくは「物事を考えるならケツ(後ろ)から」)
その過程で、仕入先様にいつ持ち込むので、何日には上げていただけますかといった具合に事前にお願い致します。
仮にどこかで躓いた場合、必ず連絡し、申し訳ないという謝罪と日程調整を講じます。
ところが彫刻屋さんやエッチング屋さんにデータを送るに際し、
お客様から期日がきても支給されないといったことがよくあります。
私はゼロ解答であっても連絡をするよう社員さんに指示しております。
ところが何も連絡が入らない人、結構いらっしゃいます。
お客様に安心してご注文をいただくには、常に涼しい顔して納品できることが大切だと思います。
トラブルが起きたことを気付かれないようにすることで信頼していただけるのだと考えております。

こんな調子なので社員さんは私のことをうるさく思っていると思いますが、以前にも申し上げましたが、
社内には悪役が必要です。もうしばらくは悪役に徹していくつもりです。

弊社には若くて粋のいい者がおりますので是非お気軽に、
お問い合せください。よろしくお願い申し上げます。


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