社長コラム

ライバルの存在の必要性

こんなコロナ禍でオリンピックは開催へと舵をきるそうですが、前に進むのであれば、
「開催して良かったね」と後々語り継がれるよう万全を期し、是非成功させていただきたいですね。

そんなオリンピックイヤーにビックニュースが立て続けて入ってきました。1つは女子ゴルフのメジャー大会、
全米女子オープンで笹生優花選手の優勝、しかもプレーオフでは畑岡紗奈選手との日本人対決、
信じられないくらいの出来事だと思います。

そしてもう1つは陸上100mの山縣亮太選手、日本人最速の9.95秒です。
このニュースが飛び込んできたとき、ある方のお話を思い出しました。それは以前、桐生祥秀選手のブロンズ製作で、
お客様に帯同して面談した際、ご依頼主の方がおっしゃられた言葉で
「マラソンの日本記録も偉業ではあるが、日本人で初めて9秒台を出したこと、これこそ偉業だよ、何故なら、
過去に達成されていない壁を乗り越える選手が出現したら、それに続く者が続々と現れるだろう、
その先陣をきった桐生君はもっともっと評価されても良いと思う、
だから何か記念になる物を差し上げたいんだ、よろしくお願いしますね」

その時、そんなに簡単に10秒をきる選手が現れるのかなと半信半疑でしたが、
その後、山縣選手で4人目だというからビックリ、
ゴルフでも渋野選手が全英女子オープンで優勝した際、岡本綾子さんが「日本人選手がこれから世界で戦えるきっかけが出来ましたね」
とおっしゃったこと思い出しました。

こんなに自分を追い込んでいるアスリートでも、とてつもない壁を乗り越えることへ大変さ、また誰かがクリアしたら、
自分も頑張れば出来るという希望にと変わっていく、つまりは精神面が大きく作用しているのかなと感じております。

そう思うと、やはり自分より高いレベルの人に対して、ライバル心を持つことがスキルUPに繋がるのかなと思います。

では公私においてライバルの存在っておられますか?一度考えてみたらいかがでしょうか?


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