社長コラム

ディフェンシブだけでは駄目、常に勝つための戦略・戦術

12月に入り、いよいよ寒さが厳しくなってきました。お変わりありませんか?
またサッカーワールドカップ、熱かったですね。本当に素晴らしいチームでした。
お疲れ様でした!!!

さて早いもので、もう師走。今年の目標に掲げた「3つの『新』」、新しい顧客先、新しい協力工場、新しい製品の開発、このうち協力工場においては、幾らか成果が現れましたが、新製品の開発は、もっと出来たと思うし、新規顧客先においては、到底満足できない結果となりました。

ここにきての、仕入れコストの高騰、物価高騰における人件費の昇給等、問題は山積しております。

このまま顧客開拓が進まなければと、考えるだけで「ぞっと」します。
そもそも、我々賞杯・徽章業界の業績が何故回復しないのか、それは新規参入がない故に個々のレベルが、以前に比べ、また他業種と比べ、物足りないからだと感じずにはいられません。
また、安くて売りやすい、中国産の加工した記念品を積極的に流通させたのも、個々の能力低下を大幅に推進させたと考えられます。今後、中国が日本に工場を設ける時代が来ることも予想できる中、未だに安いからと海外産に頼らざるを得ない状況を危惧しております。

まして価格が安いからといって、そのぶん余計に数を多く買って頂けるわけでもないので、営業の力で1円でも多くこの業界に予算を割いていただくことが肝心だと思います。
その為には、まずは商品知識を会得し、良いものと粗悪品を見分け、お客様に喜んでいただける記念品を流通させることだと思います。

弊社では、新規案件を何故受注できたかを社員みんなに情報共有します。サッカーで例えれば、ボールが来るのを待つのではなく、(景気が右肩上りの時は、それでも業績は上がったが、残念なことに今は、落ち込むことは明白)積極的に仕掛け、得点を取りにいかないと、流れは変えられないことを認識してもらい、今までのお客様にどう提案を持ちかけるか、また今後の新規開拓のお店に、何を持ち込むか、また何でそのアイテムを選んだのか、そこにはストーリーが必要不可欠だと思います。
そこで今までの成功例を検証したうえで、あるお店にアイテムを持ち込む、ただし見せて感想を聞くなら誰でも出来るし意味も無い、そのお店のイベントで多額に商品を購入された方に、このアイテムを、しかも御社の可愛いいロゴ入りで渡したら、次に繋がりませんか?と言って提案する、肝心なのは自分の営業成績のみ上げることを考えるのではなく、お客様の業績をUPさせる、イメージUPに繋がる、次は何か期待値UPさせる、これらのお役に立つことが大前提でなければ長く続かないかと思います。

2022年もあとわずかとなりましたが、年内には来年に向けて具体案を社員みんなで考え、そして2023年は芽が出て、いずれは花が咲くきっかけになれる年になればと願っております。
では、今年も大変お世話になりました。皆様が来年、良い年を迎えられるようお祈り申し上げます。


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