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善玉と悪役

今月は桜を見るために、わざわざ海外から観光客がお越しになっているようで、銀座界隈はその影響からか、お土産店が大繁盛のようで渋滞がおきているようですね。弊社も多少は関わりがあり、昨日委託で置いていただいている記念品の補充をさせていただきました。

さて話は変りますが、先日珍しくお酒抜きで夜打ち合わせた時、社員の入れ替わりが激しい会社の幹部職の方に何故御社は若い人材が抜けていくの?という事を尋ねてみました。そうしたら正直解らないのですよと???
労働時間においても夜がそれほど遅くもないし、パワハラどころか可愛がっていたつもりだけど辞めていく。結局のところ会社より自分を優先する、つまりはそんな愛社精神のない人は早く辞めてもらって良かったと前向きに考えるしかないという返事が返ってきました。
そして私に何故だか見当が付きますか?と逆に聞いてきました。

私も人の心配をするほど楽ではないですよと。自分の事で精一杯だと申しましたが、心当たりとしては、会社のオーナーもしくはその片腕になる方が悪役に徹してないのではと意見を述べさせていただきました。
どこの世界でも善玉がいなければいけません。古くは若貴という善玉に曙という悪役(人柄は別であくまでイメージ)がいて相撲人気は頂点をむかえました。ところが今そのメリハリがありません。だからしばらく低迷していたかと思います。なら悪役に相応しい人物が必要です。弊社は間違いなく私でしょう。周りの方も皆同じ見解かと思います。
誰かの悪口が酒の肴になるのはごく自然の流れです。逆に良い人だよねと言われているようなら会社は傾くでしょう。いわゆる悪役の匂いを漂わせるキャラクターが必要だと私は考えております。

話は戻りますが、出入りの激しい会社は全員が善玉に徹しているように私には写ります。それだと毎日営業に廻る方に負荷がかかり逃げ場がなくなってしまい長く続かないのではと意見をお伝えしました。
弊社は日常茶飯事では困りますが、時には私の名前を出していいよと営業の者にも伝えてあります。そうしないと全ての圧力が立場の弱い所に集中するからです。
それを社長でなければ、極めて信頼のおける方にその重責を担っていただかなくてはいけないと私は考えます。

慌しい日常の中、様々な役割を皆が分担し、業績が伸ばせた時に一体感を共有する目的で社員表彰というイベントがあるのかと思います。目的意識の徹底や、やる気を膨らませることは必要不可欠です。会社の業績を伸ばす=社員さんのレベルの向上であって人材育成が何よりの武器になることを確信しております。どれだけ人として伸び代があるかが業界全体のテーマであり、日々の努力がない所は大きく見て足を引っ張っているという事に早く気付かないと供給側の人材が根絶えてしまうでしょう。

一番手っ取り早いのは自分で考える、日頃から必要以上に人を頼らない事で飛躍的にスキルは上ると思います。そうなれば不思議と周りの人が手を差し伸べてくれるものですよ。それが組織です。私共では「人」の思いを大切にこれからも努力していけたらと考えております。どうか思いが共有できるのであれば、お問い合わせいただけますでしょうか。
心よりお待ち申し上げております。


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