社長コラム

大相撲と本杯 – 稀勢の里関が19年ぶりの横綱

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大相撲と本杯

今月は雪がこれでもかというくらい降った所もあったかと思えば、東京はほとんど雪の影響がなく、日本列島はあらためて長いことに気付かされました。

そんな中、私の父親が大の相撲好きで、長年応援していた稀勢の里関が19年ぶりの横綱となりました。

最近あまり心が温まる話題が少ないので余慶に目立ちますよね。あの表彰式でみせた大粒の涙、こちらも感動させられました。

その表彰式ですが幾つ物の本杯がございます。

その中には、実は弊社で作成させていただいたカップもございます。また贈呈されるレプリカや修理のご依頼も入ったりもするのですよ。ちょっとした自慢です。

話を稀勢の里関に戻します。報道や活字媒体からの情報ですが、彼はかなりのスピード出世で、周囲やファンからも、やがては横綱になると言われていました。

しかし、驚くことに大関昇進後31場所という最も時を要した横綱となったそうです。平成29年初場所で初優勝を飾りましたが、その間何度も優勝争いを繰り広げましたが12回の準優勝。

稽古の量も人一倍だったそうですが、どうしても優勝まで届かない。

ところが後から大関になった琴奨菊と豪栄道に日本人力士での幕の内最高優勝を先に越されてしまいました。

それがきっかけで、己を信じて外部の意見にほとんど聞き耳を立てなかった男が自ら「稀勢の里を横綱にする会」の会長の現役時代の四股名は北の富士さんへ電話して意見をつのったそうです。

今度一緒に飯でもと誘ってもまったく反応もなかった男から、まさかと???思ったそうです。

それが功を奏したのか見事優勝と横綱に手が届きました。

私は祖父がやはり相撲が好きで、その当時は蔵前国技館に連れて行ってもらったりしました。

小学生の時、横綱貴乃花のお父さんである初代貴乃花が昭和の大横綱北の湖を倒して優勝した際、優勝カップをお兄さんであり師匠でもある初代若乃花である二子山親方から贈呈された時のことは今でも記憶に残っております。

その後は何といってもウルフ千代の富士です。「小よく大を制す」で大きな力士をぶん投げる姿は格好良かったですよね。

ところが最近は外国人力士ばかり優勝して、あまり興味を殺がれておりました。そんな中この朗報は、また大相撲にスポットが当たる目出度い出来事だと思います。少しでも長く活躍されることを願っております。

その横綱昇進を一番喜んでおるのは、これは全くの個人的見解ですが、平成の大横綱白鵬ではないかと思っております。

やはり日本人力士が頑張らないと相撲は盛り上がらないし、横綱もしばらく不在でした。

その間支えたのが朝青龍であり白鵬です。相撲協会にとって待ちに待った横綱を彼らも望んだと思いますし、何より相撲の発展を願っておるように私には思えます。だから将来性のある力士に猫だましをして、まだこんなに実力差があるのだから、もっともっと頑張りなさいという叱咤激励であり、そこに相撲への愛情や周りの方への感謝を表現しているように写りました。

以前にもコラムで書きましたが組織には時には悪役が必要で、白鵬はあえて自分をその身に投じ強い善玉の登場を待ち望んでいたのではないかと思います。

来月から大阪で春場所が始まります。新たな感動に期待して出来るだけ観戦しようと思っております。

今月はいつもと趣向を変えてみました。中にはゴーストライターだと疑う方も巷ではおりますが、月1回のコラムはゴルフとお酒が好きな私が懸命に考えて投稿しておりますよ。

銀の用語集

古代、銀製品には銀の価値以上があった?

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「銀の象徴的価値」

銀製品に銀そのものの価値以上のものがあるとしたら?

中央アメリカに住むマヤ族は、銀を宇宙と結びつけてその存在をとらえる文化を持っています。

マヤ族の伝説によれば、彼らは銀を月の涙と称していたそうです。対する金は太陽の汗

何ともロマンを感じさせる表現ですね。

銀製の手鏡
銀製の手鏡

銀には魔術的な役割もあります。

それは、文字通りお守り魔除けとして銀が使用されてきたことに由来します。

からだの一部を銀でかたどりそれを神聖な場所に置くことで病気が治るという逸話が存在し、それを忠実に守っていた歴史があるようです。

時に、銀でできた脚や腕、目といったものが出土することがあります。失明や生まれつきの障害、あるいは命にかかわるような病から救われたいとの願いからでしょう。

ブレスレットやペンダントに銀が使用されるのは現代でもなじみが深いものですね。女性がこよなく愛してやまないアクセサリー。こういった類のものにも銀が使用されているのは単におしゃれのためだけではないのです。

よく目にする銀を使用したブレスレットは、実は何百年という長い間たくさんの人に愛用されてきました。銀のブレスレットには見た目の美しさはもちろん、お守りの意味が込められているのです。

子どもの命名式に銀のスプーンを贈るしきたりがあります。これも健康に育ってほしいとの願いが込められているものと想像がつきますね。

花嫁に銀のお守りを渡して、彼女が健康に結婚生活をおくれるよう祈ったという19世紀の中国文化。

イギリスでは古い6ペンス銀貨を花嫁の靴の片方に入れるそうです。これから新しい家族をつくっていく花嫁の幸福を祈る気持ちとその願いを銀に込めて贈る風習は、世界のどこをみても共通するものがあるようです。

このように、比較的小さなサイズの銀には魔術的な役割というよりは、より身近なお守りとしても意味合いが強いことが伺えます。

銀製の小判盆
銀製の小判盆

ところで、銀製品には抗菌性があると実験で立証されています。近年発売される絆創膏や包帯には傷が早く治るように銀が使われていることも多いのだそうです。水道水の浄化として人気なのは銀のフィルターです。

こうした銀の特性を考えたら、古人が信じていた銀の魔術的役割というものも、あながち見当違いではないと思うのは私だけでしょうか。

近代になるにつれて、銀の役割も次第に変化していきます。魔術や魔除けの意味合いは文明が発達するにつれて忘れ去られていきました。変わって祝祭やその他何かの行事には、銀製品が記念品として登場するようになります。

ヴァーシップフル・カンパニー・オブ・マーサーズはヴィクトリア女王の即位60年を記念してメンバーに銀盆を贈りました。

現代では、銀にはかなり高価なイメージが定着しています。銀そのものの価値を考えればイメージ通りであるのは間違いありません。しかし、それ以上の価値が上乗せされているように思います。

記念式典や相手がより大切な人である場合、さらには特別な感情を表現したい場合に銀製品が選ばれる理由は単に銀が高価だからという理由だけでしょうか。

昔から神聖なものとして特別視されてきた銀。その価値は現代においてもなお、特別な感情を上乗せした最高級のものとして変わらず輝きを放ち続けているのです。


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社長コラム

社員のモチベーションUP

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社員のモチベーションUP

社員のモチベーションUP

 

あけましておめでとうございます。

お正月は穏やかな陽気でしたが、このところ寒い日が続いておりますので、お体留意なさってお過ごしくださいませ。

さて今回はモチベーションUPをテーマにして私が思っていることを書き綴ってみることにしました。

ある時、弊社より規模の大きな業界の社長さんに社長業の一番の仕事は何ですか?

と尋ねて見たら「社員教育」と「資金繰り」と返事が返ってきました。

「売上は?」と聞くと、それは営業部員が存在する会社なら、それは社長が先頭に立ってする仕事ではなく、中小零細企業であれば社長しか出来ない仕事を優先するべきで、中でも社員教育は人の感情が働くから常に気も使うし難しいとおっしゃっておられました。

如何にモチベーションを上げてもらうか。これはどこも皆同じテーマだと思います。

その1つの手段として社員表彰というものが存在しているのかと思います。

社員表彰することで「頑張っておりますね」「これからもよろしくお願いしますよ」というメッセージが伝わるし、賞状や記念品を持ち帰って家族に見せたり、子供さんに自慢したりすることでモチベーションは上ると思います。

表彰から漏れた方は新たにライバル心も芽生えます。

仮に社員さんが10,000人在籍している法人があったとして、その8%の方が表彰されれば800人が受賞者です。

年に2回表彰されたとして予算を1人に対し18,000円計上したとして800人×18,000円×2回=2,880万円です。ではその予算で社員さんを何人雇えるか?

せいぜい5~6人だと思います。全体の0.06%です。

表彰制度があることで社員さん全員に反響があるかといえば、それも難しいかと思いますが20%の方に影響を及ぼせば2,000人、

その方のモチベーションが5%上れば(2,000人×1.05+8,000人)÷10,000で1.01つまりは1%にあたります。

人を入れるよりはるか安価に効果が期待できます。

では表彰制度を効果が上るように活用するには、できるだけ社員さんの手元に早く賞状や記念品が届く必要があります。

ところがエンドユーザーさんの担当者さんも含め、弊社まで間が挟まる場合もございますが、その業者さんの担当者さんも「仕事だから」という感覚で携わる方を多く見かけます。

そうなると忘れたころにようやく賞状や記念品が届く、何故なら発送リストの連絡がこない、それ以前では表彰される方の名簿が入ってこない。

色々お忙しいとは思いますが、できるだけ集中する、その為にはお客様の担当者さんから製作に携わる全ての方の想いを統一する、つまりはプロデュースすることが大切だと考えております。

私共ではそれらを期日までに納品することが最終目的ではなく、その企業・団体様の業績に寄与するのが最終目標だと考えております。

今まで社員表彰制度を取り入れてないのであれば、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?制度を導入していても効果が目に見えて感じられないのであれば、どこが問題なのか精査してみてはいかがでしょうか。何か思うことがございましたら、お気軽にお問い合わせいただけましたら有り難く存じます。

では今年もよろしくお願い申し上げます。


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プロフェッショナルを育てる

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プロフェッショナルを育てる

早いもので気がついたら年末となりました。

インフルエンザも流行となっているそうで、うがい手洗いをされてお元気で新年を迎えてくださいね。

そんな慌しい日常ですが今年を振り返ってみました

弊社は昨年の秋ごろから今年の秋口までほぼ1年におよび現場が忙しく、前年値を大きく超える実績を残す事ができました。有り難いことです。

では何故弊社は忙しかったのか?

まだ志半ばではございますが、それは社員のスキルアップであり、そのためには経営者も同様だと思っております。つまりはプロフェッショナルの営業マンを育てる、プロの職人を育成することにつきるかと思います。

 

プロの銀職人を育てる!

 

それが徐々にできてきて、例えば優秀社員表彰などで良く使っていただける表彰楯においては、プレートの版下を製作してお客様に校了いただき着手となりますが、納期の厳しい案件ばかりです。

その際短縮するには、いかに早く版下データを製作できるかにかかってくるかと思います。弊社はそれを急ぎの場合は社内で対応致します。正直ほとんどの業者さんは仕入先さんに丸投げで、そこで数日ロスいたします。

次にの素材でメダルを製作させていただく場合もございます。

それにおいても金型を製作するにあたり版下を製作した段階で技術的に対応できるか否か、または仕上がった質感が想像できる等、長年の経験から会得したものをご案内させていただいております。

その他では周年記念などは、ほとんどの小売業者さんからは仕入先へ丸投げで、どなたが、誰に、どんな物を、どこでお渡しするのかを聞かず、いくらで、いつ、何個でという内容での提案の投げかけが大半となっております。弊社ではシュチュエーションを思い描き、自分で考えご提案へと繋げております。

また弊社というか私がですが一番得意と申しますか好きな案件がございます。それはスポーツや文化イベントにて象徴となるカップやトロフィーのオーダーメイド製作です。

製作に至るまで2通りが考えられます。

1つはお客様からイメージ案を頂戴して、どうやったら壊れにくく当初の図案に近づけられるか。先日もそういった場面がございまして、拝見した図案は壊れやすく、2Dで描かれた物が3Dでは製作できないこと等をお伝えして、製作図案をお見せしてお話しました。正直図面ができれば製作するのは可能ですが、肝心な製作図面は誰でもできるわけではありません。そこが弊社の強みです。

もう1つは図案製作から提案のご依頼が入る場合です。急ぎでの案件であれば昔ながらにトレッシングペーパーで描いた図案をご提案させていただき、メール等でCCを付けて情報を共有するのであれば、イラストレーターにて対応させていただきます。

これも全て自社にて対応しております。

表彰やイベント等の記念品におきまして、ご提案から製作、納品に至るまで全て自社対応であることがストロングポイントだと思っております。

そんな弊社に興味を持っていただけるのであれば、お問い合わせいただけますでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

今年もお世話になりました。ありがとうございます

良いお年をお迎えくださいませ。

社長コラム

「表彰」することの意義

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「表彰」することの意義

今月は54年ぶりに雪が降り驚かされましたが、転ばれたり体調を崩されたりしておりませんか?

そんな11月のある日、弊社に来客がありました。

今後の新規開拓において必要な書類があるから判を押して欲しいという内容でした。

説明を聞いて判を押したのですが、少し意見も述べさせていただきました。

我々は「感謝」という言葉を記念品という形で流通させている業界です。

今後新規案件を増やしていくのであれば、栄誉や感謝がどう伝達できるか、そのためには表彰の本来の意味合いを理解することが必要で、そのためには、こんな小細工をするのではなくプロの営業・製造を育成していくことが、大変で遠回りするようだけど、実は一番の近道ではとないかと申し上げました。

例えば表彰する側が表彰してやるという意思が頂戴する側に伝わると感謝という感情は湧いてきません。

以前リオオリンピックの終了後、ある方がメダリストのコメントを聞いていて常に周りへの感謝を口にされる。

それを聞いて清清しく感じるのは私だけではないと思いますと挨拶されました。

私も同感で、では何故メダリストはコメントするか、マスコミ対応だと申す者もおられるかと思います。

私はそうではなく「メダリスト」=自分を極限まで追い込んで最後の最後に神頼みする、そこまでやりきれた事に対し応援してくれた方への感謝の気持ちが溢れ出て、そういう表現になったのだと思います。

私はこの表彰業界に在籍していて、製造を主にしておりますが、職人さんにお願いすることはあっても出してやるという感情はあってはならないと社員にも言い聞かせております。

そんなことしたら、直ぐに出入り禁止になります。常にお仕事は頂戴してありがとう、お願いして感謝するものだと思います。それよりも自分が義務教育を受けられたのは先輩たちのお陰で、人生において先輩後輩が重要だと思っております。

そもそも職人さんのほとんどが我々の大先輩ですから。

ところが表彰を携わっている業者さんの中には横柄な言葉遣いで、あからさまに上から目線の方もいらっしゃいます。

そんな方に表彰の本来の意味が理解できているのか?首をかしげる場面が垣間見られることがあります。

そのほとんどがお客様には媚をふり、仕入先様には人格を変え叱責する。しかも自分より年上の方に。

私は「表彰」することの目的は、例えば社員表彰であれば、「頑張ってくれましたね、また期待しておりますよ」というメッセージであり、頂戴される方は「認めてもらえてる、よしまた頑張ろう」と新たなモチベーションとなります。

仮に表彰からもれた方は、今度は自分がもらえる立場になろうと身近な存在に対しライバル心が湧いてくることも期待できます。

私共はできるだけ表彰やイベントの目的を共有し、そこに携わる「人」を想像しながら対応させていただきます。

価値ある場に相応しい記念品を皆が思い描けるストーリーを付けてご提案させていただきます。

どうぞお気軽にお問い合わせいただけますでしょうか。

 

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ゴルフやイベントにふさわしい銀製カップって何だろう?

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ゴルフ・イベントの銀製カップの種類

10月の後半ではございますが、子供の頃に比べ暖かいなあと感じますが体調はいかがですか?

私はいたって元気ですが、パートの女性の方が手術となり、しばらく療養となりまして、やはり健康の有難みをひしひしと感じております。しかし幸いなことに快方に向かっているようで、また元気になって出社していただくのを心待ちにしております。

さて今月のテーマですがイベントや表彰における記念品製作において推奨していること、またプロデュースと申すには大げさではございますが、その考え方をお話させていただきます。

例として2つのカップをご紹介させていただきます。

 

フタ付きカップ
蓋付き銀製カップ
商品カップ
おわん型銀製カップ

 

銀製カップの製作・購入のページへ

 

フタ付の銀製カップ弊社ホームページに掲載)のほうは弊社の技術力を前面に出した品で、弊社の「作品」に近い商品です。もう一方のおわん型カップは弊社の在庫としてカタログにも掲載しておる商品(既製品)です。

どちらも銀製カップですが、ここで私な申し上げたいことは、イベント等でどちらの品が相応しいかです。

例えばどこかのゴルフコンペ、イベント向けに利用で特別な思い入れ等なければ、商品(既製品)のほうをお勧めします。

何故なら多少曲がったり凹んだりしても壊れない限り修理せずに使用されることが多いと考えます。つまり大きくてコストも手頃なカップを望まれるかと思います。

一方で、ゴルフ場の公式競技やメディアで表彰式が写されるなど、よりフォーマルな場面での使用をお考えの場合は、ちょっとしたイレギュラーがあってもカップを修復されるかと思われます。

だから壊れにくく、仮にイレギュラーがおきても修理が施せるよう材料も予め厚めにして製作致します。つまりそのような場面に適しているのは蓋つき銀製カップなのです。

 

銀製品はメンテナンス性が重要

お客様の立場で、銀製カップというと見た目のデザインや製作費用に目がいきます。もちろんそれも重要ですが、同じくらいにその銀製品、記念品の持ちがよいか、メンテナンス性が高いかどうかも大事です。

お客様にたずねます。「カップは何年お使いになられますか?」

10年以内なら既製品を。15年なら微妙ですね。もし20年以上お使いになられるならオーダーメイド記念品やその目的で製作された蓋つきカップの方をお勧め致しますよといった具合に、よくご説明をしてお選びいただくよう心掛けております。

ところが現状はコスト優先で対応年数(扱われ方によって異なりますが)のお話をされないで安かろう悪かろう(ご使用目的によっては)の品を提案される場合もよく見かけます。

一番身近なお話として、修理するにあたり今までのパーツを使用した場合3,000円、ほとんどがこのお見積りのみです。

でも材料が薄くて小さいから先々また破損すると思いますよ。でも頑丈な物に交換すれば10年は持ちますよ、その場合10,000円でお願いしますとなった場合、どちらを選択されるか?

使い捨ての物と長くお使いいただく物、どちらも必要で当然コストと深い関係がございます。その用途を想定してご案内することが大切だと考えております。

弊社ではただ記念品を製作するのではなく、喜んでいただけることを理想にこれからも社員一同励んでいきます。何かお聞きになりたいことがございましたら遠慮なくお申し付けくださいませ。お待ちしております。

銀の用語集

銀を本気でピカピカに磨いたらどうなった?

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銀製品の磨き・メンテナンス

鏡面に磨かれた銀の小判盆
鏡面に磨かれた銀の小判盆

銀製品の最大の特徴は2つあります。それは熱伝導率の良さと磨きあげた時の鏡面仕上げの美しさです。

今回はこの2つの特徴についてご紹介します。

 

熱伝導率が一番高い金属は銀

熱伝導率とは熱の伝わり易さを表す物質の固有値で、熱がどのくらいの速さで固体中を伝わり一様な温度になるかを示すものです。

金属の熱伝導率が一番高いのは銀です。熱伝導率は上から順に銀、金、プラチナで、銀が金属の中で最も早く熱を伝えることができます。(「もっとも熱伝導率の高い金属と、最も抵抗の少ない金属ってなんですか?」)

このことから銀製のビールグラスなど冷たい物を飲むには銀製のコップは最適です。

グラスのビールの冷たさが銀そのものに冷たさが伝わり、そのコップを持つ手と飲むときに唇に冷たさが伝わります。そういった意味では銀製品というのは五感で楽しめるものであります!

 

銀は鏡面に磨いたときに真価を発揮

また、銀は可視光線の反射率が金属の中で最も大きいため、鏡の反射面に銀を使えば最高の鏡になるといわれております。

弊社の銀製小判盆は鏡面の美しさを存分に表現しております。

ヨーロッパでは、銀製品の磨きの美しさがその家柄を表しました。

製作依頼をよく受ける銀製のベビースプーンには一生、食べ物 に 困らない」という意味があります。

銀製品は、古くから実用的に使用され文化として定着をしていますが、歴史的に日本では高価という事と銀製品のお手入れの方法が難しいため、なかなか文化として定着しませんでした。

 

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鏡面に磨かれた小判盆。

職人によってピカピカに鏡面に磨いた銀製品は文字通り鏡になる!

 

地金(材質)が銀製であることと、銀メッキ (素材は真鍮や銅)の物を判別する方法があります。

材質が銀製の場合は、〈SILVER925〉〈sterling silver〉〈銀製〉等の刻印が入ります。

 

SILVER925 ... シルバー925、スターリングシルバーと呼ばれる。銀の含有量が92.5%で銅を混ぜた銀と銅の合金

 

これがない場合は、素材は銀ではなく銀メッキ仕上げの製品の可能性があります。これらの商品は、メッキ加工が施してありますので、修理は大変になりますし、素材の確認ができないと、修理が施せない場合もあります。

そのためか、弊社に持ち込まれる銀製品の修理等では、洗うときに傷だらけにしてしまった、家の整理をしていたら黒くなった銀製品が出てきた 等があり、弊社としては、使って頂ける事が最良かと思っております。

銀製品であれば、日常で使用していくなかでできた、傷に関しては、また、磨けば綺麗になります。
ただ、傷や黒ずんでいくのも、時代を重ねてきた証でもありますので、飾る品物(写真立)などは、そのまま使用していくことも銀の味わい深さです

社長コラム

遊び心から生まれたマッチケース

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新製品開発のヒントはいつ生まれる?

真鍮マッチケース 銀製 アヤメ

今月は週末、ほとんど晴れず雨や曇りでモヤモヤしておりませんか?是非月が変ったら秋晴れを期待したいですね。

さて今月はあくまで個人的なお話ではございますが、遊び心から転じて試作した記念品をご紹介させていただきます。

今回のアイテムはマッチケースです。

ではどんな時思い付いたか?

それは友人とちょっと頑張ってフグを食しに行った際、フグのひれ酒を注文して蓋を開けてマッチでお酒に火を付けた時、これがチャッカマンだと風情がないなあと思い、その2週間くらい後にある新規建造物のお土産として、ここに来なければ買えないもの、少し高級な価格帯でコンセプトが粋と雅というお題で提案のご依頼を頂戴した時にふと思い浮かびました。

日本の四季をテーマに春はそこから見える桜を、夏は同様で花火をといった具合で、図柄の取り外しができるようにという企画で図案を製作するより実物を製作してしまえと想い、サンプルとして真鍮素材で製作しました。

男性なら理解していただけると思うのですが、くだらないけど女の子の前で小ネタが欲しいものですよね。

それ何?って。全然利便性もないけど洒落です。

担当者も面白いと言ってくれて、決定権のある方に見せたそうですが、まったく理解してもらえなかったそうです。私は常に王道ばかりでなく時には回り道というか変化球も必要だと思っております。私は「所詮洒落だから」とか「所詮遊びだから」という表現を使います。

前者はビジネスで後者はプライベートが多いかと思います。真剣に考える中で息抜きとして、このマッチケースのような発想も他のアイテムを引き立てる役割と今後の選択肢を広げる意味合いでは無駄ではないと思っております。

後者は仕事以外でも周りが見えないほど、のめり込む方っていらっしゃいますよね。

例えばギャンブルやゴルフで見かけます。ゴルフでも一生懸命努力するのは間違っておりませんが私のようなエンジョイゴルファーは今日楽しければOK、確かにルールブックが存在する訳ですから、それを守る必要はありますが70歳を超えるお年寄りがティーショットを打っても打ってもOB杭を超えない。それなら前進ティーから打っていただく。そんな代案があっても良いのではと思います。

楽しんでお帰りいただき、また足を運んでいたく「所詮遊び」ですから。

この間も弊社に女子大学生が実習に来られ頑張って研修過程を終了し、学校側からの依頼で評価点を送ることになった際、ABCD評価で○を付けるようになっておりました。

私はBでは可愛そうだな、でもAは本人の為にも良くないなあと真剣に考えて、洒落ですが勝手にEを付け加え5段階評価でBとして提出しました。こんなふざけた発想がオーダーメイド記念品の提案に結びつくのだと私は信じております。

最後に先月は角型総巻きプレートの製作法をご紹介しましたので、今月も簡単にマッチケースにおいても触れておきます。

長方形の厚み0.8mmの真鍮板、縦に3本溝を入れていきます。そしてある程度溝に沿って曲げてから抜く部分を切り抜き後、完全に曲げきり、溶接する際先月もご紹介しました「しのぎ」にしてハンダ付け致します。その際溝入れした部分にもハンダを回しておきます。(銀製品を永くお使いいただくためには?)

そして取り外しを可能にするため1枚の板に図柄を溶接します。そしてマッチケースと一緒にスライドさせます。この時マッチをすらないと火がつけられないのと、おしりの方から箱を押さなくてはマッチ棒を取り出せないので窓を開けて完成です。

 

スライド式の真鍮マッチケース
スライド式の真鍮マッチケース
真鍮マッチケースはこのように分解できる
分解するとこうなります。

 

私は提案の時まず考えるのは貰われる、または購入していただく方の性別、年齢、個人か法人か、それにフィールドだと思っております。あとアイディアが浮かばない場合、お風呂の中で考えます。そうして生み出していかなければ提案はできません。誰でも簡単にできるわけではないと私みたいな凡人は考えております。

仕事もプライベートも楽しむ、そのためには努力が必要だと思っております。どうぞ新しい出会いを心よりお待ち申し上げております。

 

銀の用語集

鋸刃の透かし技術(研修生と職人)

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透かしの技術

今回は弊社の職人と研修生の透かしの技術を比較してみます。

 

 

透かしのポイントです

①    引く時に力を入れて、戻すときは力を抜く
②    鋸刃は同じ位置で引き、品物を動かしていく
③    刃のストロークを大きく使う

銀の用語集

銀製品の最大の特徴

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銀製品の性質と最大の特徴

銀製品の最大の特徴は、熱伝導率の良さと、磨きあげた時の鏡面仕上げの美しさです。

熱伝導率とは、熱の伝わり易さを表す物質の固有値であり、熱がどのくらいの速さで固体中を伝わり、一様な温度になるかを示すものである。

金属の熱伝導率は、銀>金>プラチナであり、銀が金属の中で、最も早く熱を伝えることができます。

このことから、銀製のビールコップ等、冷たい物を飲むには最適です。

グラスの液体の冷たさが、素材(銀)そのものに冷たさが伝わり、そのコップを持つ手と、飲み時に唇に冷たさが、伝わります。

銀製品は、五感で楽しめるものであります。

 

 

また、銀は可視光線の反射率が金属の中で最も大きい。このため、鏡の反射面に銀を使えば、最良の鏡になるといわれております。

弊社の銀製小判盆は、鏡面の美しさを存分に表現しております。

銀食器は、ヨーロッパでは、磨きの美しさが、その家柄を表している。

ベビースプーンは、「一生食べ物(経済的に)困らない」

等の意味があり、銀製品は、古くから実用的に使用され、文化として定着をしていますが、日本では、高価な物という事と、お手入れの方法が難しい(お手入れの方法が解らない)という事で、なかなか文化として定着はしておりません。

また、素材が銀製であることと、銀メッキ (素材は真鍮や銅)の物を判別する方法として、素材が銀製の場合は、〈SILVER925〉〈sterling silver〉〈銀製〉等の刻印があります。

これがない場合は、素材は銀ではなく銀メッキ仕上げの製品の可能性があります。

これらの商品は、メッキ加工が施してありますので、修理は大変になりますし、素材の確認ができないと、修理が施せない場合もあります。

そのためか、弊社に持ち込まれる銀製品の修理等では、洗うときに傷だらけにしてしまった、家の整理をしていたら、黒くなった銀製品が出てきた。等があり、弊社としては、使って頂ける事が最良かと思っております。

銀製品であれば、日常で使用していくなかでできた、傷に関しては、また、磨けば綺麗になります。

ただ、傷や黒ずんでいくのも、時代を重ねてきた証でもありますので、飾る品物(写真立)などは、そのまま使用していくことも、銀の良さであります。